中学受験をしない場合、「小学生から塾は早いのでは?」と思われる方が多くいらっしゃいます。
しかし、現状、一定数の方が小学校の間から塾やその他の教室に通っています。
詰め込み過ぎは絶対NGですが、小学校、特に中学年ぐらいまでに始めるメリットはたくさんあります。
以下に代表的なものを挙げてみます。
✅基礎学力をきちんと身につける
中学で数学の点数が取れない子の大半は小学校の算数が理解できていません。
積み重ねが多く、前の単元がわかっていないとそこから先は理解できなくなる、という性質の算数だけでも早めに理解度不足に気付き、リカバリーすることが必要です。
公立小学校のテストは範囲も狭く、基礎的な問題がほとんどなので、平均点も高く点数だけでは判断しにくいですが、意味を理解せずただ暗記をして覚えただけの場合は中学校に入ってから差が出ます。
国語なども語彙力の不足、またそれにより漢字自体は知っていても同音異義語が使い分けられずに間違えるケースが増えてきます。
✅比較的時間がある
よくある中学入学前の準備講座などで理解度不足が多いことに気付いた場合、時間的に入学前までに算数をマスターすることは難しくなります。
その上、中学校入学後は部活もあり、自由時間が減る上、定期テストもある為、小学校に遡って学習する時間の確保は更に難しくなります。
無料で受けられるテストなどを参考にして、早くから理解度を把握しておきましょう。
✅学習習慣が身につきやすい
小さい頃から習慣にしてしまう、というのは学習に限らず有効です。
反抗期になる前の比較的大人の言うことを素直に聞ける間の方が学習習慣はつけやすいですね。
細かな点は他にもありますが、概ね上記が主な理由です。
ただし、遊びから学ぶことも多いので、遊ぶことも大事です!